新潟県新発田市議会、全員が忠臣蔵の法被を着て本会議を開催


市議たちが着用しているマスクは武庸会から贈られたものという

忠臣蔵で知られる赤穂義士の一人、堀部安兵衛の生誕地である新潟県新発田市。30日に開かれた市議会で、堀部安兵衛を広くPRするため、議場に参集した二階堂馨市長、市幹部、市議会議員全員が討ち入り法被を着て本議会にのぞんだ。

赤穂義士たちは、江戸時代中期の1702年12月14日夜、江戸の吉良上野介邸に討ち入り、主君である浅野内匠頭の仇討ちをとげた大石内蔵助らのこと。当時、平和な時代が100年近く続いていて、主君に尽くす「忠」をはじめとした武士道はもはや過去のものであるという風潮が広がっていたことから、赤穂義士たちが見せた武士道精神は民衆から喝采喝采を受けた。なお堀部安兵衛は赤穂義士のなかで唯一人を斬った経験のある人物といわれている。

若月学議長は、本会議の開会に先立ち、「平成28年2月定例会において、堀部安兵衛を顕彰する武庸会から堀部安兵衛を生んだ新発田への郷土愛や文化を後世に引き継ぐとともに、新発田生まれの英傑、堀場安兵衛を城下町しばたのまちづくりに、さらにいっそう活用するようにとの請願を全員の賛成により採択した。この請願の趣旨に乗っとり、堀部安兵衛生誕の地であることを新発田市議会としても情報発信し、新発田市を盛り上げようと、討ち入りのあった12月14日に先立ち、新発田市議会定例会初日に、赤穂義士の法被を着て、本会議にのぞむことになった」と語っていた。

一方、この日の定例会では、小柳はじめ市議から、議長にふさわしくないなどの理由で、若月議長の不信任案が提案された。だが小柳市議以外は、この提案に賛同することなく、小柳市議の仇討ちならぬ、“敵討ち”は不発に終わった。

はっぴを着て議場に入ってくる市議

二階堂馨市長


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