暑中見舞い

新潟市秋葉消防署が信濃川沿いの船着場で特殊消防車両による大量送水訓練を実施


新潟市秋葉消防署は23日、海水利用型消防水利システムによる大量送水訓練を実施した。同システムは、大規模災害などにより充分な水利を確保できない際、河川や海から大量の水を送水するもので、2016年2月の糸魚川大火や2011年の東日本大震災などでも活躍した実績を持つ。

海水利用型消防水利システム(Hydrosub System、HS)は水を吸い上げる送水車と、最大1,800メートルまでホースを延長できる延長車の2台1セットで運用され、その放水量は毎分4,000リットルにおよぶ。

海岸沿いなど消防水利を充分に確保できない場所や、災害により水利が破壊された場合でも、河川や海から大量の水を確保可能であり、新潟市内では秋葉消防署に1セット、県内では上越に類似の車両がもう1セット配備されている。

また、大規模災害の被災地へ派遣される緊急消防援助隊の特殊車両にも登録され、有事の際には北海道や東北地方にも出向くという。

河川や海などから水を汲みあげる送水車(HS1)

水中へ入れるポンプを用意する隊員

同車両の訓練は毎年行われ、今回は今年3度目。23日の訓練は新潟市西区の信濃川左岸、善久防災船着場で実施され、秋葉署救援隊10人が訓練に参加したほか、市内各署から消防隊員が見学に訪れた。

出動時の車両の操作は基本的に秋葉消防署の隊員が行うが、火災が長期化した際には交代する可能性があり、また、給水地点の選定などは土地勘のある現地の隊員が判断することになることから、秋葉消防署以外の隊員が同システムへの知見を深めることも重要であるという。

訓練後、送水車と延長車を見学していた市内消防隊員は「市民の生活を守るためにも、自分たちが関わる可能性のある機材のことはしっかりと理解しておきたい」と気を引き締めた様子だった。

送水されてきた水は5本のホースに別れて放水され、その合計放水量は毎分4,000リットル(一般的なポンプ車の約2倍)

放水の様子



無料ユーザー登録すると、コメントを投稿できます。無料ユーザー登録はこちら

0 件のコメント

コメントはこちらから

こんな記事も