新潟国際情報大学(新潟市西区)で拉致問題啓発セミナーが開催、基調講演には蓮池薫氏が登壇


基調講演を行う蓮池薫氏

新潟国際情報大学(新潟市西区)で29日、「拉致問題啓発セミナー」が開催された。同セミナーは、拉致問題に対する若年層の理解促進を図る為に企画され、日本人拉致問題の被害者でもあった蓮池薫氏による基調講演も行われた。

蓮池氏は自身の経験を交え、北朝鮮で拉致が始まった経緯や国交問題、また拉致被害者が北朝鮮でスパイ教育をさせられていた事などを話した。また蓮池氏は、「拉致被害者は2重の苦しみを味わっている」と話し、「1つは被害者らは拉致に遭い、日本に戻れない苦しみ。もう1つは、北朝鮮でも隠蔽されるべき人物として扱われ、隠され、何も与えられないという苦しみを負っている」と語った。

また講演の最後に蓮池氏は「北朝鮮は拉致被害者の親世代がいなくなる事での問題の風化を狙っている。時間は北朝鮮の味方ではないという事を伝えたい」と学生たちへ語りかけた。

講演後には聴講生から「被害者の中で、北朝鮮が死亡したと発表した被害者に関して、辻褄合わせに死に至らしめられている可能性はあるのか」という質問があがり、それに対し蓮池氏は「可能性は低い。北朝鮮も一枚岩ではなく、長期間にわたって人を隠すのは朝飯前にやってのける。自らの選択肢を減らすような手段を取るのは考えづらい」と見解を述べた。

また弊社のインタビューに対し、聴講していた国際学部3年の前田彩伽さんは、「拉致問題は国際的関係を理解した上で解決に向かわなければいけない問題だと理解した。私たち自身が次の世代に伝え、問題を風化させないようにしなければいけないと思った」と感想を話した。



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