【新潟市西区】アクアパークでレジオネラ属菌検出 一部施設の利用中止へ
新潟市は15日、「新潟市ふれあい健康センター(アクアパークにいがた)」(新潟市西区)の一部施設からレジオネラ属菌が検出されたとして、該当施設の利用を当面中止すると発表した。
採水は10日に行われ、1階の温浴施設「温浴アクア」から、検体100ミリリットル中に20CFUのレジオネラ菌が検出された(基準値は10CFU未満)。
15日午前に定期検査の結果が判明し、温浴アクアの利用が中止された。16日は定期休館日のため、清掃や安全確認を行うという。
温浴アクアは、保健所の指導のもと、水質検査で安全が確認されるまで利用を中止する。一方、他の施設は独立した水循環系統を使用しており、水質検査でも異常は確認されなかったことから、17日から営業を再開する予定。
温浴アクアの再開時期については、アクアパークにいがたおよび新潟市の公式ホームページで告知される。
市は、温浴アクアを利用後に体調に異変を感じた場合は、速やかに医療機関を受診するよう呼びかけている。