【不審な人物を駅で降ろした】タクシー会社が警察に通報、住居不定の男(22歳)を逮捕 特殊詐欺に関与か(新潟市西蒲区)

西蒲警察署
西蒲警察署、県警組織犯罪対策課は4月16日0時2分、住居不定で自称 運送業の男性(22歳)を特殊詐欺(オレオレ詐欺)の疑いで逮捕した。
逮捕された男性は複数人と共謀し、4月10日、何者かが埼玉県在住の80歳代男性宅に対し、息子などを装って複数回電話をかけ、「財布と会社の書類をなくしてしまった」などと伝えた。
同日、息子の代わりの者になりすました自称 運送業の男性(22歳)が被害者宅を訪れ、現金150万円を受け取り、だまし取った疑いがもたれている。
タクシー会社から警察に「不審な人物を西蒲警察署管内の駅で降ろした」と通報があった。
通報を受けた西蒲署員が情報提供のあった駅の周辺を警戒していたところ、誰かから指示を受けて動いているような男性を発見し、警察が任意同行を求めた。
その後、警察が事情を聴く中で、男性が埼玉県で発生した特殊詐欺事件に関与していることが判明し、逮捕に至った。
西蒲署は、捜査上の理由により男性の認否についてはコメントを差し控えるとしている。
余罪や詳しい経緯などは現在捜査中。