【1日1組限定】新潟県新発田市に宿泊型レストラン「オーベルジュNe(ネ)」を開業、先行予約を開始

2025年8月開業予定のオーベルジュ「Ne」完成イメージ ((C)2025 福西健太建築設計事務所)※プレスリリースより
香港で3年連続ミシュラン一つ星を獲得した日本酒レストラン事業を展開する、株式会社Ahead of the curve(香港・東京都)はこのほど、新潟県新発田市で8月1日に開業予定の宿泊型レストラン「オーベルジュNe(ネ)」の先行予約を開始した。
「Ne」は日本語で「根」、フランス語で「生まれた」を意味する。消費ではなく文化と生命の循環に焦点を当て、新潟の自然や食材、技術、人々の思いをつなぐ場を目指すという。

2025年8月開業予定のオーベルジュ「Ne」内観イメージ ((C)2025 福西健太建築設計事務所)※プレスリリースより
料理を担当するのは、フレンチシェフの布施真氏。フランスの三つ星シェフ、アントワーヌ・ヴェスターマン氏のもとで研鑽を積み、国内では「IWAI OMOTESANDO」ほか複数店舗で総料理長を務めた経験を持つ。
建物は「新潟の自然を感じられる建築」をコンセプトに、新潟県産の木と土のみで作られ、コンクリートを使用しない環境に配慮した工法を採用した。店舗は、かつて新発田市の旧川東村を治めた大庄屋「本間家」の跡地に建設。特に11代当主の本間百在門(1876年~1938年)は31年間にわたり村長を務め、地域発展に貢献した歴史がある場所だ。
同社は「Niigata Re-Find(ニイガタ リファインド)」プロジェクトの一環として、2024年11月に開業したバレルサウナ「sui」に続き、今回の「Ne」を開業。事業から生まれた余剰利益を地域産業や次世代育成に還元する仕組みづくりも構想している。
【関連リンク】
オーベルジュNe(ネ) WEBサイト