新潟市の小学校で個人情報カードが紛失 児童32人分、現在も未発見

新潟市役所
新潟市教育委員会は4月17日、市内の小学校で児童の個人情報カード32枚が紛失したと発表した。
紛失したのは、保護者への緊急連絡などに使う個人情報カード1学級分。現在も見つかっていないが、現時点においては紛失による個人情報の第三者への流出や、二次被害などは確認されていないという。
市教育委員会によると、同小学校で3月11日、鍵のかかった保管庫内にある児童の個人情報カードを管理職が確認した際、1学級分のファイルが紛失していることが判明した。
その後17日、当該の学級の保護者に謝罪と現状についての説明文書を配付。24日には同保護者を対象とした保護者会を開催し、謝罪と経緯の説明を行った。また31日には、全校の保護者に向け、現在の捜索状況や今後の対応などについての説明文書を配付している。
市教育委員会では再発防止策として、個人情報管理の徹底や教職員の研修など、多角的な対策を講じるとしている。なお、市教育委員会によると、同小学校では2022年にも同様の紛失事案が発生していた。