児童の個人情報を書いた文書が紛失 新潟市児童相談所発行の受診券

新潟市役所

新潟市児童相談所は4月24日、児童1人分の受診券が受取先の事業所で紛失したと発表した

児童相談所職員が4月4日、児童1人が医療機関を受診するための受診券を発行。同児童の措置先事業所の職員に手渡した。しかし、事業所職員は受診券を受け取った後、事業所に戻った際に紛失に気づいた。

受診券には、児童の氏名、生年月日、性別、入所施設名といった個人情報が記されていた。所轄の警察署に遺失届を提出し、医療機関や立ち寄り先に問い合わせて経路も捜索したが、現在までに発見されていない。

紛失が判明後、同児童の家庭へ連絡し、経緯の説明と謝罪を行った。新潟市児童相談所では、発生原因は「措置先事業所における個人情報を含む文書の管理体制の不備」だとし、個人情報の取り扱いについて措置先事業所へ指導するとともに、児童相談所職員へも周知徹底を図るという。

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