【負債総額は約6,300万円】塗装工事の株式会社コーシン(新潟市東区)が破産申請へ、競争激化で赤字拡大
東京商工リサーチ新潟支店によると、外壁・屋根塗装工事を手がける株式会社コーシン(新潟市東区、設立2019年4月3日、資本金150万円、大山絋之介社長、従業員5名)は、3月中に事業を停止し、事後処理を弁護士に一任した。今後は破産による整理を予定している。負債総額は2024年3月期時点で6,319万円。
コーシンは、2019年4月に設立された外壁・屋根塗装工事業者。一般個人や企業からの元請のほか、下請も手がけ、2023年3月期は1億1,272万円の売上高を計上していた。
しかし、既往から採算的に恵まれない状況にあったほか、市況低迷や他社との競争激化などで、2024年3月期の売上高は5,690万円減少。1,234万円の赤字を計上し、債務超過額も4,872万円に拡大していたことから、事業継続は困難と判断し、今回の事態に至った。