【負債総額4億円超】住宅建築工事やリフォームのニコハウス(新潟市江南区)が破産申請へ

東京商工リサーチ新潟支店によると、ニコハウス株式会社(新潟市江南区、設立2014年6月10日、資本金300万円、青柳博社長)が5月15日に事業を停止し、事後処理を石山正彦弁護士、他2人に一任した。

今後は破産による整理を予定しており、負債総額は2024年9月期時点で4億2,612万円が見込まれる。

ニコハウスは2014年6月に設立された会社で、住宅建築工事やリフォームのほか、不動産業も手掛け、主力となる住宅建築工事はハイセンスなデザイン・こだわり構造や優れた断熱性、コストパフォーマンス等を強みに営業を展開し、2019年9月期の売上高は6億6,120万円を計上し、342万円の当期利益を計上していた。

しかし、コロナ禍や他社との競争激化などでその後は受注が伸び悩み、コストの増加などで採算的にも恵まれない状況が続き、債務超過の状態となっていた。

2024年9月期は不動産業の受注増などが寄与し、売上高は9億901万円に回復し、4,020万円の利益を確保していたものの、債務超過からの脱却には至らず、資金繰りも限界に達し、今回の事態に至った。

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