TMNの公共交通向けウォークスルー顔認証決済システム実証、2年連続で新潟市補助金に採択

新潟市役所

トランザクション・メディア・ネットワークス(東京都中央区)が進める「クラウド型モビリティマルチ決済システム実証事業」が、新潟市の令和7年度「デジタルイノベーション創出推進補助金」に採択された。

同事業は、AIカメラによる顔認証を活用し、乗客が立ち止まらずに乗降できるウォークスルー型決済の実現を目指す。得られた乗降データは、運行計画の見直しや混雑緩和、運転手の負担軽減、設備コストの削減にもつなげる。実証はこれまでに新潟市と群馬県渋川市で4回実施されており、今回が2年連続での補助金採択となる。

これまでの実証では、カメラの設置位置や画像処理方法、クラウド上での情報取得などの課題を抽出。顔認証の精度向上に取り組んできた。令和7年度も引き続き補助金を活用し、過去の実証結果を踏まえてさらに検証を進める。顔認証AIと決済領域を統合し、より高度なモビリティサービスの実現を目指す。

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓