世界が求める新潟ブランド!錦鯉39億円・米22億円で輸出額過去最高更新 新潟県が発表

県の観賞魚に指定されている錦鯉

新潟県農林水産部は6月25日、2024年度の県産農林水産物の輸出実績について、とりまとめを発表した。それによると、県産農林水産物(加工品を除く一次産品)の輸出額が62.0億円となり、前年比17.6%増で過去最高を記録。輸出額全体に占める品目別の割合は、錦鯉が62.9%、米が36.3%で、この2品目で輸出額全体の99.2%を占めているという。

新潟県報道資料より

錦鯉の輸出額は39.0億円(前年比18.2%増)となり、過去最高を更新した。輸出額に占める割合が大きい地域は東・東南アジアで、全体の52.9%を占めている。

米の輸出量は9660トン(前年比11.1%増)、輸出額は22.5億円(同30.1%増)となり、いずれも過去最高となった。輸出額に占める割合が大きい国・地域は、アメリカ、香港、シンガポール、台湾の順。輸出額の伸びが高い国・地域は、アメリカ、フランス、タイ、シンガポールの順となっている。

錦鯉と米以外の輸出額は4902万9000円(前年比79.8%減)となった。品目別では、畜産物が3477万4000円(同85.0%減)、青果物が1128万3000円(同38.5%増)となった。

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