【倒産情報】アクアフーズ(阿賀町)が破産申請、県内196件目の新型コロナウイルス関連破たん
アクアフーズ有限会社(東蒲原郡阿賀町)は、7月1日、新潟地裁に破産を申請した。なお、申請代理人は五十嵐広明弁護士(伊津・五十嵐法律事務所)。負債総額は約1億1300万円が見込まれる。
2001年に設立された食品の製造・販売業者。業務用の食肉加工品を主に取り扱い、手作りや添加物を極力抑えた商品設計、小ロット対応などを強みに営業を展開していたものの、数年前に大口取引先からの受注が激減し、約3億円あった売上高は1億円を割り込む状況を強いられ、利益確保が難しい状況が続いていた。
その後、新規販路の開拓やネット販売などの取り組みも行い、2024年12月期の売上高は約1億5000万円まで回復していたものの、採算的には厳しく、資金繰りも限界に達し、今回の事態に至った。新潟県内における新型コロナウイルス関連破たんは196件目となる。破たんは196件目となる。