不動産売買・仲介のシルト企画(新潟市秋葉区)が破産開始決定、市場低迷のあおり受け
株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、株式会社シルト企画(新潟市秋葉区、設立2014年8月11日、楯敏昭社長)が6月25日、新潟地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には大花真人弁護士(西堀通り法律事務所、新潟市中央区)が選任された。負債総額は、現在調査中。
シルト企画は2014年8月に設立された不動産売買、仲介業者。地元に特化し、戸建て、ビル、マンション、アパート、空き家などの売却・買取、仲介を手掛け、一般個人や事業者を対象に営業を展開し、2017年7月期は1億798万円の売上高を計上していた。
しかし、市況低迷のあおりを受け、2020年7月期の売上高は3,016万円に減少し、売上不足から1,137万円の赤字を計上し、財務内容は債務超過の状態となっていた。
その後受注は回復し、約9,000万円の売上高キープしていた模様であるが、2024年7月期の売上高は大きく減少し、その後も業況に好転材料は乏しかったとみられ、事業継続は困難となり、今回の措置に至った。
【直近の新潟県内の倒産情報】