【偽装交通事故で保険金約842万円詐取】男性2人を保険金詐欺・詐欺未遂の疑いで逮捕、賭博事件捜査で発覚

新潟警察署

新潟警察署、燕警察署、三条警察署、新潟県警組織犯罪対策課、交通指導課の合同捜査班は7月9日、偽装交通事故による保険金詐欺の疑いで、塗装業の男性(31)を6時36分に、解体作業員の男性(46)を6時50分にそれぞれ逮捕した。

男性らは共謀し、1月上旬ごろ、三条市内で故意に偽装交通事故を起こし、保険会社から総額842万7,554円をだまし取った疑いが持たれている。

両容疑者は、46歳男性が運転する普通乗用車を31歳男性が使用する普通乗用車に衝突させて自損による偽装交通事故を起こし、31歳男性が交通事故で受傷したように見せかけた。その後、31歳男性が46歳男性の契約する自動車保険会社の職員に虚偽の事故報告を行い、正当な保険金請求と誤信させて、対物賠償責任保険706万9,102円、対人賠償責任保険121万8,972円、車両保険13万9,480円の計842万7,554円を振り込ませた疑い。

さらに男性らは、同様の手口で追加の対人賠償責任保険金をだまし取ろうとしたが、保険会社が振り込みを中止したため未遂に終わった。新潟署によると、この事件は別件の賭博事件の捜査過程で容疑者との関係性が浮上し発覚した。警察が保険会社に協力を依頼する中で、詐欺の可能性が高いと判断されたという。

合同捜査班は賭博事件の関係で組まれており、交通事故を装った詐欺事件であったため、交通指導課が捜査に加わった。同署は捜査上の理由により認否についてはコメントを差し控えるとしている。

2人の男性の関係性や詳しい経緯などは、現在捜査中。

 

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