7月16日、新潟県に「熱中症警戒アラート」発表 新潟県内、最高気温37度予想の地点も
環境省と気象庁は7月16日、新潟県に「熱中症警戒アラート」を発表した。気温が著しく高くなり、熱中症の危険が高まる見込みのため、県民に対して熱中症予防のための行動をとるよう呼びかけている。
同日の日最高暑さ指数(WBGT)の予測では、中条と粟島で33と最も高く、寺泊は32、新潟市を含む4つの地域では31と見込まれている。暑さ指数(WBGT)は気温、湿度、日射量などから計算される熱中症の発生リスクを示す指標で、31以上は「危険」、28以上31未満は「厳重警戒」とされている。
また、予想最高気温は、新潟と高田で37度、長岡で36度、相川と津川で35度、湯沢で32度となっている。
熱中症予防のための行動として、屋内ではエアコンを適切に使用し涼しい環境で過ごすこと、屋外への外出はなるべく短時間にとどめ、暑い時間帯を避けること、日傘や帽子の活用、屋内外を問わずこまめな水分補給・塩分補給を挙げている。高齢者、子ども、持病のある方、体に障害のある方、肥満の方など熱中症になりやすい方々は、特に熱中症予防のための行動をとるよう注意を促している。また、身近な方にも、熱中症リスクの高い方への見守りや声かけの実施を呼びかけている。
【関連リンク】
環境省 Webサイト「環境省熱中症予防情報サイト 新潟(新潟)」
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