【キャッシュカード2枚をだまし取る】特殊詐欺の疑いで住所不定の24歳男性を逮捕、約110万円の被害

燕警察署

燕警察署と新潟東警察署、県警組織犯罪対策課は7月16日14時17分、特殊詐欺(預貯金詐欺)の疑いで住所不定、無職の男性(24歳)を逮捕した。

逮捕された男性は氏名不詳者らと共謀し、6月4日、氏名不詳者が市役所職員等になりすまして新潟市東区居住の80代女性に電話をかけ、「還付金を受け取るためにキャッシュカードを新しくする必要がある。自宅に行く金融機関の職員にキャッシュカードを渡してほしい」などと嘘を言った疑いが持たれている。その後、男性が金融機関職員になりすまして女性宅を訪れ、キャッシュカード2枚をだまし取ったという。

だまし取られたキャッシュカードからは、約110万円が引き出される被害が発生した。事件は被害女性が相談した金融機関から警察への通報により発覚した。

男性は同様の手口で6月5日、燕市内の80代女性からキャッシュカードをだまし取った特殊詐欺の疑いで緊急逮捕されていた。警察は、今回の事件と6月5日の事件について、同一グループによるものとみて捜査を進めている。

警察では余罪についても引き続き調べを進めていて、男性の認否についてはコメントは差し控えるとしている。詳しい経緯などについては、現在も捜査中。

同署は「知らない人からの電話は家族や警察に相談し、警察官を名乗る電話でも一度切ってかけ直すなどの防犯措置をとってほしい。相手に言われるがままではなく、家族や警察に確認してから行動してもらいたい」と注意を呼びかけている。

 

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