【記者体験レポート】7月21日「ワンダーパーク マナビ to アソビ」 親子で学んで遊べる夏の屋内イベントが大充実だった
親子で参加できる体験型イベント「#ミライキッズにいがた ワンダーパーク マナビ to アソビ」が7月21日、万代島多目的広場「大かま」(新潟市中央区)で開催された。会場には、出店企業の仕事や学びの体験、プログラミング学習、泡まみれになるアトラクションなど多彩なブースが並び、多くの親子連れが笑顔で楽しむ姿が見られた。
このイベントは、子どもの体力向上と知育を目的とした「ミライキッズプロジェクト」の一環で、タカヨシグループ主催で行われたもの。記者も家族と一緒に参加した。
屋内の会場に一歩足を踏み入れると、カラフルなアーチやガーランドなどの装飾が目に入り、子どもたちのテンションは一気に上がった。受付では、スタッフの方が笑顔で迎えてくれ、体験ごとに配られるメダルを入れる袋と会場マップを受け取り、ワクワクしながら会場内を歩き始めた。
まず向かったのは「マナビブース」。パソコンを使ったプログラミング体験では、子どもたちが画面に向かいながら、自分で操作して動かすという仕組みに夢中になっていた。ゲームに挑戦し、「動いた!」と嬉しそうにマウスやキーボードを操作していた子どもたちの姿が印象的だった。子どもと一緒に体験することで、保護者もプログラミングの基本的な考え方に触れることができた。
同じエリア内の「ミッションチャレンジ」では、課題をクリアするたびに子どもたちの嬉しそうな声が響いていた。うまくいかずに悔し涙を流す子もいれば、何度も挑戦するうちに見事クリアして笑顔になる子もいて、それぞれの頑張りが感じられるコーナーだった。見守る保護者からも、自然と応援の声が飛んでいた。
企業ブースでは、ゲームや写真撮影など子どもが参加できる内容も用意されていて、楽しそうに体験している様子が見られた。一方で、各ブースの展示や説明内容は、どちらかというと保護者に向けた情報発信の色合いが強く、親にとっても新たな学びや気づきを得られる機会となっていた。子どもと一緒に体験しながら、大人自身も社会や企業の取り組みにふれることができ、親子で考えるきっかけになるような内容だった。
アソビブースでは、「泡まみれパラダイス」がとにかく大人気。噴き出すオーガニック泡の中で、子どもたちは全身びしょ濡れになり、泡を投げたり寝転んだりと大はしゃぎだった。
そして、一時は長い行列ができるほどの人気ぶりだったのが「ビッグトランポリン」。大きなネットの中で思い切りジャンプしたり、くるくる回ったり、ダイナミックな動きに歓声が上がっていた。
屋外エリアには、キッチンカーが並び、かき氷や軽食を手にひと休みする家族連れの姿も多く見られた。気温は高かったものの、屋内は天井が高く風通しも良く、テーブルや椅子、自動販売機なども設置されていて、休憩や水分補給にも困らない配慮がされていた。また、新潟県のPRキャラクター「レルヒさん」も会場に登場。子どもたちに手を振ったり、写真撮影に応じたりと会場を盛り上げていた。最初はちょっと怖がっていた子も、すっかり打ち解けて、最後には「レルヒさーん!」と手を振るほど夢中になっていた場面もあった。
このイベントは、屋内で安心して過ごせる工夫がされていたため、暑さの厳しい時期でも快適に参加でき、家族でたっぷり楽しむことができた。充実した内容と無料で気軽に参加できる点から、また訪れたいと感じた来場者も多かったのではないだろうか。全体を通してスタッフの方々の対応も丁寧で、安全面への配慮がしっかりされていたのが印象的だった。各ブースの回転も良く、待ち時間が少なかったのも親としてはありがたかった。
「ワンダーパーク マナビ to アソビ」は、子どもたちが楽しみながら学べるだけでなく、親子の会話も自然と生まれる、心に残るイベントだった。今年の夏の思い出として、家族の記憶に残る充実した一日になった。
【関連リンク】
万代島多目的広場「大かま」 Webサイト「#ミライキッズにいがた 大かま ワンダーパーク」
【グーグルマップ 万代島多目的広場・屋内広場(大かま)】
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