【Q1決算】ダイニチ、暖房機器をはじめ売上高は増加 赤字幅は縮小

ダイニチ工業 外観
ダイニチ工業株式会社(新潟市南区)は7月31日、2026年3月期第1四半期決算(非連結)を発表した。
売上高は15億9,400万円(前年同期比37.0%増)、営業損失は3億7,300万円(前年同期は5億3,100万円の損失)、経常損失は2億9,300万円(同4億6,300万円の損失)、四半期純損失は2億700万円(同3億2,700万円の損失)で赤字幅は縮小した。
主力の暖房機器は、国内向け家庭用石油ファンヒーターや輸出向け機種の販売が増加。売上高は8億3,400万円(前年同期比16.9%増)となった。また、環境機器も加湿器、空気清浄機、燃料電池ユニットの販売が増加。売上高は5億6,000万円(同98.5%増)となった。その他、コーヒー機器と加湿器のフィルターの販売も増加し、売上高は1億9,900万円(同19.2%増)。
第1四半期累計期間は暖房機器と加湿器の需要期を過ぎた時期にあたるため、売上高は少なくなる。また、物流費を除く販売費と一般管理費は、売上高に連動せず各四半期にほぼ均等に発生するため、営業損失が発生した。
【関連リンク】
ダイニチ工業 株主・投資家情報
【関連記事】