【Q1決算】亀田製菓、国内米菓は原材料コスト高騰などの影響受けるも海外事業と食品事業は好調

亀田製菓本社(新潟市江南区)
亀田製菓株式会社(新潟市江南区)は8月1日、2026年3月期第1四半期決算(連結)を発表した。
売上高は338億7,300万円(前年同期比40.8%増)、営業利益は16億400万円(同49.3%増)、経常利益は14億9,800万円(同26.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は219億8,700万円となった。
国内米菓事業全体の売上高は176億4,900万円(同4.1%増)、営業利益は9億9,600万円(同9.2%減)。海外事業全体の売上高は121億5,000万円(同237.1%増)、営業利益は3億4,600万円(前年同期は営業損失1億6,600万円)。食品事業全体の売上高は21億8,600万円(同26.8%増)、営業利益は1億4,100万円(同281.6%増)。
国内米菓事業、海外事業、食品事業ともに前年同期を上回る実績で増収となった。また、国内米菓事業は原材料コストの高騰により前年同期を下回ったが、海外事業はTH FOODS, INC.の完全子会社化を軸とした北米事業ポートフォリオの見直しの実行もあり黒字に転換。食品事業も尾西食品が引き続き好調に推移したことで営業利益は増益となった。
経常利益については、TH FOODS, INC.の連結子会社化による影響(持分法による投資利益の減少)と、前年同期に為替差益を計上した反動減があった。
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