ブルボンと新潟食料農業大学が包括協定 地域農業と人材育成で連携

(左から)株式会社ブルボンの中野隆常務取締役、吉田匡慶代表取締役社長、新潟食料農業大学の中井裕学長 、高力美由紀社会連携推進室長(提供:新潟食料農業大学)
株式会社ブルボン(新潟県柏崎市)と新潟食料農業大学(新潟県胎内市)は8月4日、包括連携協定を締結した。食品および関連産業を中心とした地域振興や人材育成を進め、豊かで活力ある地域社会と産業の発展を目指す。
両者はこれまでも、ブルボンが同大学アグロフードセミナーで基調講演を行ったほか、自転車競技部へのユニフォーム支援や、アスリートサポート飲料の提供、学生の研究協力などで交流を重ねてきた。

株式会社ブルボンの吉田匡慶代表取締役社長(提供:新潟食料農業大学)

新潟食料農業大学の中井裕学長(提供:新潟食料農業大学)
今回の協定では、ブルボンが抱える原材料調達の安定化という経営課題に対し、同大学の農業分野の知見を活用し、地域農家へのフィードバックやサポートなど持続可能な農業の推進を図る。また、スポーツ栄養プログラム「ウィングラム」などのスポーツ栄養分野での研究・開発にも連携を深める。
締結式は同大学の新潟キャンパス(新潟市北区)で行われ、ブルボンの吉田匡慶社長、中野隆常務取締役執行役員、同大学の中井裕学長、高力美由紀社会連携推進室長が出席。吉田社長と中井学長が協定書にサインし、今後のさらなる連携推進に向け握手を交わした。

協定書にサインをする様子(提供:新潟食料農業大学)

さらなる連携強化を目指し握手を交わすブルボンの吉田社長(左)と、新潟食料農業大学の中井学長(右)(提供:新潟食料農業大学)
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