【キシャメシ 夏休み特集】<真夏のひんやり甘味処>老舗居酒屋のスイーツ部門「エフケーメゾン」で農園直送のフルーツたっぷりジェラートを

キシャメシの夏休み特集は「真夏のひんやり甘味処」と題し、編集部メンバーがおすすめの冷たいスイーツを紹介。帰省や行楽の訪問先で見つけたら絶対に食べて欲しいひんやり甘味をラインナップしました。

新潟市の中心繁華街といえば「古町」であるが、古町には「上(かみ)」と「下(しも)」と呼ばれるエリアが存在する。

今回訪れたのは「下古町(しもふるまち)」という、中心繁華街からは少し足を伸ばした静かなエリアだ。そこには、新潟居酒屋のレジェンドと呼ぶにふさわしい、新潟市民の心の拠り所「居酒屋 喜ぐち」が存在する。その真向かいにあるヨーロッパ風のおしゃれな建物が、「喜ぐち」のスイーツ部門である「FKm(エフケーメゾン)」だ。

2020年に、スティックパイとジェラートの店としてオープン。「なぜ、居酒屋がスイーツの店を?」と思うかもしれないが、この店を立ち上げた「喜ぐち」の2代目は元フランス料理のシェフ。海外での修業経験もあり、居酒屋の締めの甘味としてお口直しのジェラートを作ったのがきっかけだったそうだ。

そのため、ジェラートの味はもちろんプロの味。記者は飲んだ後に「喜ぐち」で何度か味わったことがあるのだが、初めて味わった時、その本格的なおいしさに感動したことを覚えている。

この日、店内に並んでいたのは9種類。人気ナンバーワンのピスタチオやミルクなどの他に、農園から直送の季節のフルーツをたっぷり使ったものも好評なのだそう。

また昨今、ジェラート店の価格も軒並み揃って高くなってきている中で、同店はお手頃なのも良い(記者調べ)。シングル360円、ダブル420円、トリプル480円で、メニューによってはプラスで追加料金がかかるものもある。

ダブル:黄色スイカ+愛媛レモン(黄色スイカは+50円)

シングル:ブルーベリー

シングル:梅&赤しそ(+100円)

どれも一口味わえば、加糖でごまかしていないフルーツの濃厚な味わいが押し寄せてくる。果物は入荷によってメニューが変わるので、行く度に旬のおいしさに出会うことができるのだ。

「お客さんの口を喜ばそう」と名付けられた「喜ぐち」。そのイズムは現在の居酒屋でも、スイーツ部門でも変わりなく受け継がれている。

(記者・A)

 

【FKm(エフケーメゾン)】

新潟市中央区古町通10番町1671
025-201-8280
14:00~18:00
定休日/月曜日ほか
※Instgramで確認を

FKm(エフケーメゾン)Instagram

 

【Google map FKm(エフケーメゾン) 】

 

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