【キシャメシ 夏休み特集】<真夏のひんやり甘味処>まめ工房いとう(阿賀野市)の豆乳100%ソフトクリームが新しい扉を開く
キシャメシの夏休み特集は「真夏のひんやり甘味処」と題し、編集部メンバーがおすすめの冷たいスイーツを紹介。帰省や行楽の訪問先で見つけたら絶対に食べて欲しいひんやり甘味をラインナップしました。
まめ工房いとう(新潟県阿賀野市)の和まめソフト
今年6月に開通した水原バイパスのとっかかり、阿賀野市京ヶ瀬地区。旧49号線沿いにある手作り豆腐店「まめ工房いとう」で、豆乳を使ったソフトクリームをいただける。

旧49号線沿いだが、駐車場は新潟方面を背にいったん右折したところから入れる
ソフトクリームのほかにも、コーヒーフロートや豆乳シェイクといったメニューが並ぶ中から「和まめソフト」を注文。
国産大豆100%のソフトクリームに大豆のグラノーラ、やわらかいおぼろ豆腐と、きな粉と思しき粉が添えられている。
初めて食べた豆乳のソフトクリームは、驚くほど濃厚でコクが豊か、そしてさっぱりした甘さ。カリカリとトゥルトゥルの2種類のトッピングも楽しく、あっという間に平らげてしまった。

おすすめメニューの「和まめソフト」ふるふるの豆腐がトッピング
知り合いに厳格なヴィーガンがいるが、彼は卵や牛乳はおろか蜂蜜も口にしない。「ミツバチさんからの搾取にあたる」からだそうだ。
この豆乳ソフトクリームは、牛さんのミルクを使っていない。誰からも搾取していない。地元産の大豆と、お豆腐屋さんの愛と技術のたまもの。ノットギルティ。
「これ乳製品全く使っていないんですか?」
豆乳100%と書いてあるのについ尋ねると、お店の方が笑って答えてくれた。濃い豆乳をたっぷり使っているとのこと。おそらく同じことを100万回は聞かれただろう。
大豆でここまでミルキーになるとは、新しい扉が開いた気分。搾取は気にしないが、ソフトクリームは今後ずっと豆乳でもいいと思ったほどだ。

土曜日限定販売の「そばいなり」は、柚子胡椒が添えられ、意外やしっかりとした味付け(つまり、おいしい)
店内には豆腐のほかに豆腐を使ったチーズケーキや玄米使用のシフォンケーキ、そばいなりなどが販売されており、お土産に買って帰ればいろんな意味で完全に無罪だ。
(編集部 E)
【まめ工房いとう】
阿賀野市姥ヶ橋668−1
営業時間10:00~16:00
定休日:水曜・日曜
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