【爆発から一夜明け】新潟市本町通のショッピングセンター、被害少なく営業再開に向け準備

8月13日午前11時30分ごろ、新潟市中央区本町通6の商業ビル1階で爆発事故が発生した。カセットコンロ用ガスボンベが爆発したとみられる。この事故で、ショッピングセンター従業員の男性2人が負傷し、市内の病院に搬送された。爆発で商店街側の入り口ガラス戸が割れ、破片が路上に散乱した。火災など二次災害はなかった。

事故の様子は全国メディアにも報道され、その後の影響が心配されたが、一夜明けた14日、事故があった「青海ショッピングセンター」ではすでに営業再開に向けた準備が着々と進んでいた。

「事故当時も近くにいた」という近隣住民に話を聞いた。

「カセットボンベが爆発したのは店の奥の方で、大きな音と爆風がすごかった。爆風が通路を通り抜けて入り口のガラスを直撃した。店の中はほとんど破損などの影響はない様子で、搬送された人も昨日すぐに帰ってきて後始末を手伝っていた。入り口の自動ドアが直ったら営業再開すると言っていたが、お盆休み中は業者も休みなので、いつになるのか」

一夜明けたこの日も、商店街のショッピングセンター前で何人も立ち止まり、心配そうに様子をうかがう姿が見られた。事故の被害規模に比して大きく報じられすぎたようで、人の流れが多い時期だけにむしろ風評被害の方が懸念される。

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