【万代テラスにBBQやサウナ】新たな賑わい施設の設置運営へ30年計画始動

株式会社ピーエイ(東京都目黒区)は8月15日、新潟市中央区の「万代テラス」における「港湾法第51条第1項に規定する港湾環境整備計画」が新潟県から認定されたと発表した。また、2055年までの30年間の事業用定期借地権設定契約を締結した。

事業内容は、同社が万代テラスを約30年間借り受け、バーベキュー施設、サウナ施設、テナント施設、周遊船・遊漁船ポートなどを新設・運営するほか、各種イベントを開催し日常的な賑わいを創出する。さらに花壇やベンチなどの休憩スペースを整備し、港湾緑地の適切な維持管理を通じて、快適で美しい公共空間を確保し都市景観の向上を目指す。

万代テラス整備計画

施設は100%子会社 株式会社ピーエイインカネイト新潟(新潟市中央区)が運営

この取り組みは「港湾環境整備計画制度(みなと緑地PPP)」に基づく。同制度は、港湾緑地で民間事業者が収益施設を整備し、その収益を維持管理などに還元することを条件に、行政財産の長期貸付を可能とする仕組みで、2022年12月の港湾法改正で新設された。全国で3例目で、神戸市、大阪市に続く。

契約期間は2025年8月15日から2055年3月31日まで。今後のスケジュールは2025年11月着工、2026年4月プレオープン、2028年1月グランドオープンを予定している。

同社は「今後も新潟県をはじめ行政機関、地域事業者、関係団体との連携を一層強化し、当社グループのミッションである『地域に人を集め、地域に賑わいを創り、地域を元気にする』の実現を新潟で推進してまいります」としている。

【関連リンク】
万代テラスにおける港湾環境整備計画を認定しました – 新潟県ホームページ

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