【キシャメシ】超人気店「鶏そば縁道大通南店」でシメの「ダイブ飯」まで極上鶏白湯を満喫する

新潟市南区、国道7号沿いの「鶏そば縁道 大通南店」
鶏白湯スープのラーメンが好きで好きでたまらない時が、月に1、2回訪れる。これは昔、月に1回某チェーン店の濃厚鶏白湯ラーメンを完食しながら「よし、まだ弱っていないな」と自分の胃腸の調子を確認していた習慣のなごりだろう。すでに某チェーン店は新潟から撤退し、今は行くこともないのだが、あれから進化系とも言える濃厚な鶏白湯スープのラーメン店がいくつかオープンしている。そのどれもが、某チェーン店の味を相当ブラッシュアップした、きめの細かいハイレベルの美味さを実現しているて嬉しい。
鶏白湯の新潟の代表格といえば「縁道」で異論ないのではないか。鶏白湯スープの店は東区石山と南区大通。どちらも昼時は行列必至の超人気店。メディアに取り上げられること頻繁で、新潟のラーメン好きで知らない者はいない。縁道のスープが、某チェーンの延長線上にあるかと言われれば、大雑把に分ければそうなのかもしれないが、質には大きな差が感じられる。記者も何度か食べたが、いつもその美味さに感心させられた。
本日は南区の縁道大通南店にイン。今年の春から自家製麺に変わって、さらに美味くなったと評判。

店内はBGMにジャズが流れる落ち着いた雰囲気
カウンター席に座りさっそくオーダー。鶏そば(税込930円)とダイブ飯(150円)を。記者は縁道に来るといつもこれ。聞くところによるとラーメンの残ったスープに飯を入れて〆るというこの魅惑の行為を、イケメンは敬遠するらしい。記者も若いころは自分でもなかなかだと思っていたが、歳を行くにつれ「好きなことを我慢するイケメン人生って意味あるかな」と思い直し、今では何の臆することもない。

「鶏そば」(930円)どう、この見た目にもクリーミーなビジュアル
ややあって着丼。いや、美味いのは知ってるのよ。にもかかわらず、この美麗な鶏白湯ムースのビジュアル。もう我慢できへんで、おっちゃん。
まずはスープから。ああ。奥の方でタメ息出るわ、美味過ぎて。なんだよ、この絹の舌触り、クリーミーさ。どこまでも美味い、美味いの余韻がスゴイ。ほんと、身も心もとろかしてくれるねえ。しかもこれだけ旨味が濃厚なのに、全然クドさがない。凝縮感された旨味だけで完結している。かなり丁寧に炊き込まれたスープなのだろう。

仕上げにハンドミキサーで泡立てている。まるで雪原のような美しいビジュ

濃厚な旨味にもかかわらず、下卑たところが一切ないキレイなお味のスープ

国産小麦の自家製麺もこれ、良いなあ
新しい自家製麺も良いじゃないか。国産小麦の味わい、噛むたびに感じる。スープにもよく合う。
おっと危ない、あんまりスープ美味過ぎて、ついつい飲みすぎちまった。お楽しみのダイブ飯の時間だ。縁道のダイブ飯は、一般的な追い飯と違ってひと手間加わっている。茶碗一杯のご飯にチーズトッピング。上からバーナーで炙っているところがニクい。これをあの旨味のるつぼ、濃厚鶏白湯スープに一切のけれん味なく投入。はい、鶏白湯リゾットできあがり。喰ってみ、飛ぶぞ(©革命戦士)。

〆にダイブ飯(150円)投入で、完全に仕上がる
ああ、これ完全に第2ラウンド開始だわ。ただただ美味い。鶏の旨味にチーズのコクが加わって、最高。これが俺のスタイル、何とでも言ってくれ。
あぁ、喰った喰った。久々の縁道、美味かったなあ。
(編集部I)
【鶏そば縁道 大通南店】
新潟市南区大通南5丁目1139−1
営業時間 11:00~14:30 17:30~22:30 (火曜日は昼のみ)
定休日 不定
<グーグルマップ「 鶏そば縁道大通南店」より>