【新しい学校のネーミング】新潟北高校と豊栄高校の統合校は「新潟県立 碧(あおい)高等学校」に

県教委が入る新潟県庁
新潟県教育委員会は8月25日、2026年度に開校する新潟北高校と豊栄高校の統合校の校名案について審査結果を発表した。
新しい県立高校の校名については、2025年7月9日から25日までの間、県ホームページや新聞などを通じて公募を行い、延べ139件の応募があった。
審査の結果、新しい学校の校名案は「新潟県立碧(あおい)高等学校」となった。「県立学校条例」改正に係る県議会9月定例会での議決を経て、正式に決まる。
校名案の「碧」は、美しい青緑色の石に由来する。水辺を中心に青や緑の色あい豊かな風景をもつ新潟市東区や北区を学びの場とし、統合校の生徒が地域の人々と交流しながら学びを深め、社会で宝石のように輝く存在となるように、との思いが込められている。
また新しい学校の校歌制作は、株式会社キューブ(東京都渋谷区)に委託され、所属アーティストの琴音(長岡市出身)が作詞・作曲を担当する。校章デザインの制作および学校ブランディングについては、公立大学法人長岡造形大学と委託契約を結んだことも合わせて発表した。
統合校は、2024年度実施の「新たな県立高等学校の設置に向けたスタートアップ委員会」の意見などを参考に、デザインや健康科学、こども福祉など多彩な学びを特色とする高等学校として、2026年4月に新潟北高校の校舎内に開校する。