日本精機、平成29年3月期決算を公表

 

日本精機株式会社が平成29年3月期(平成28年4月1日~平成29年3月31日)の決算短信を公表。記者会見は5月15日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップで開かれた。

平成29年3月期は(以下百万円未満切り捨て)売上高240,520百万円で前年同期243,606百万円から1.3%減。営業利益が17,296百万円で前年同期18,083百万円から4.4%減の一方、経常利益は17,764百万円と前年同期16,378百万円から8.5%増。親会社株主に帰属する当期純利益は9,412百万円と前年同期2.9%増となった。

売上、営業利益の減少、経常利益の増は、昨年6月の英国国民投票によるEU離脱を契機に進んだ円高傾向の影響を被った。その後、11月に米大統領選が行われて以降は急速なドル高・円安が進行。目まぐるしい為替の変動に見舞われた今期だった。

同社は近年、自動車及び汎用計器事業においては、生産レイアウト最適化・生産能力拡充をはかっている。またヘッドアップディスプレイ生産体制構築の一環で「NSウエスト広島」に新工場を建設し、重要内製部品を当社グループに供給することでグループ補完体制の整備を進めた。北米市場においては、米国及びメキシコの製造子会社の生産拡充を図り、受注変動・多様化への柔軟な対応を実現している。

製品開発においても、IoT技術を利用した高信頼性クラウド型遠隔監視システムの開発で新分野への進出を果たしている。また民生機器事業とディスプレイ事業の統合で新たな価値を提供するコンポーネント事業部の新設準備も進めている。