山﨑社長「オール新潟の技術力で完成」 山崎醸造、アレルギー対応「ライスマヨソース」お披露目
山崎醸造株式会社(新潟県小千谷市)は8月28日、同社が7月に発売した新商品「ライスマヨソース」のお披露目会を開催した。同商品は、卵や大豆を使わずコメ由来の原料で作ったマヨネーズの代替商品で、特定原材料等28品目を使わない点や、プラントベース(植物由来)食品である点が特徴だ。
山崎醸造は約15年前からアレルギー対応食品の開発を開始。これまでにも「大豆を使わないおみそ調味料」や「大豆・小麦を使わないしょうゆ」、「28品目不使用 焼肉のたれ」を発売している。

ライスマヨソース

お披露目会で提供された試食。手前がライスマヨソース
そのラインナップに新たに加わる「ライスマヨソース」は、山崎醸造と新潟県農業総合研究所食品研究センターが数年前から開発を進めてきた商品で、米油や米酢、玄米粉、そして同社の「大豆を使わないおみそ調味料」から作られており、卵だけでなく、ほかの代替マヨネーズ商品でよく用いられる大豆も不使用。特定原材料等28品目を使用していない点が大きな特徴だ。
見た目や粘り気などは本物のマヨネーズと遜色ない。味はわずかにコメに似た風味を感じるが、マヨネーズとして違和感のない仕上がりだった。野菜などにそのままつけて食べるだけでなく、調理にも使える。お披露目会には一正蒲鉾株式会社(新潟市東区)の社員も参加しており、同社の次世代水産加工食品「ネクストシーフード」と山崎醸造の「ライスマヨソース」をコラボレーションさせた「明太マヨ」風のおにぎりも試食として提供された。

山崎醸造の山﨑亮太郎代表取締役社長

ライスマヨソースについて解説する県農業総合研究所食品研究センター主任研究員の小林和也氏
山崎醸造の山﨑亮太郎代表取締役社長は同商品の開発について、「最大の難敵は油だった。試作品の段階で味はある程度満足のいくものができていたが、容器に入れて保存すると分離を起こしてしまうという課題があった」と振り返る。この課題に対し、共同研究していた県食品研究センターの提案で、材料を混ぜる機械を県内のメーカーから購入することで乗り越えた。山﨑社長は「オール新潟の技術力で完成した商品だと思っている」と話す。
同商品は今後も改良を重ねながら、業務用の販売なども検討している。県内の食品メーカーや飲食店などでも、アレルギーへの対応や、世界展開のためのプラントベース食品への関心は高まっている。今後、同商品の広がりが注目される。
山﨑社長はお披露目会の挨拶で「私たちが目指しているものは、ただ安心安全な商品を作ることでなく、皆様の毎日の暮らしやお仕事を少しでも美味しく、楽しく、快適にすること。今日紹介するライスマヨソースがそんな小さなきっかけになれば」と語っていた。
「ライスマヨソース」は現在、山崎醸造のECサイトで販売している。
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山崎醸造
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