【新潟の企業も協力】学生たちが規格外野菜などを活用したワンコイン弁当を販売 藤沢駅にて9月1日限定で

エコ・ライス新潟が貸し出したキッチンカー(写真提供:エコ・ライス新潟、写真は県内でのイベントで使用した際のもの)

学生団体「NAMIMATI」が9月1日、藤沢駅「ODAKYU 湘南 GATE」1階正面入口エントランスで、規格外野菜などを活用したワンコイン弁当を販売する。地元・藤沢市の規格外野菜を使用。さらに、新潟県の有限会社エコ・ライス新潟と山崎醸造株式会社も食材を提供した。開催時間は、ランチ(11時〜13時)とディナー(16時〜20時)の2回。いずれも数量限定、売り切れ次第営業終了となる。

「NAMIMATI」は、社会問題に関心がある学生たちが集まった団体。全国の大学生165人が参加している。あえてカジュアルな雰囲気で活動し、SNS投稿などで社会課題に向き合うことへの敷居を下げ、興味がない人も関心を持つような活動をしている。

今回は、現代人の栄養課題と国産国消をテーマに取り組みを実施。「これからの日本を支える若者など、忙しすぎる現代人に食を通じて笑顔を届けたい」と考えた。メニューはランチ・ディナーどちらも、茄子麻婆丼と豆乳の冷製スープのセット。価格は500円。手頃な価格だけでなく、栄養バランスにも配慮したメニューとなっているという。

取り組みには地元の藤沢市種豚センター、柿右衛門農園、茅ヶ崎どっこいファームが食材を提供したほか、新潟県のエコ・ライス新潟と山崎醸造も協力。山崎醸造はアレルギーフリーの調味料「大豆を使わないおみそ調味料」や「ライスマヨソース」などを提供。エコ・ライス新潟は規格外米を提供したほか、販売に使うキッチンカーも貸し出した。

エコ・ライス新潟によると、同社が「NAMIMATI」と協力するのは初めて。今後も「NAMIMATI」と協力した取り組みをしていきたいという。

 

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