LacuSの古津瑛陸氏が文科省から「アントレプレナーシップ推進大使」に任命 開志専門職大学(新潟市中央区)在学中に起業

ハードオフの山本太郎社長(写真左)と古津瑛陸氏(写真右)、写真は「NVAピッチ」で古津氏がグランプリを受賞した際のもの(2024年12月撮影)
開志専門職大学(新潟市中央区)在学中に株式会社LacuSを起業した古津瑛陸氏がこのほど、文部科学省の「アントレプレナーシップ推進大使」に任命された。
古津氏は同大学の4年生。2022年にLacuSを起業し、現在はCEOを務める。同社は高齢者など摂食嚥下障害がある人向けの完全栄養アイスを開発している。
政府は2022年11月に「スタートアップ育成5か年計画」を策定し、子どもたちへのアントレプレナーシップ教育を加速させている。古津氏が今回任命された「アントレプレナーシップ推進大使」は、イベントや学校での講演などを通じ、こうした小中高校生向けのアントレプレナーシップ教育に協力するものとなる。
古津氏は今回の任命に際し「私は特別なものを持ち合わせているわけではなく、ただ『社会を変えたい』という狂気と偏愛を胸に活動してまいりました。私に憧れていただくのではなく、むしろ身近に感じていただく。そんな空気を醸成していくことこそが、自らの使命であると考えております。出会いや言葉が、誰かの人生を動かす契機となり得ることを自覚し、謙虚に精進してまいります」とコメントを発表した。
【関連記事】