【キャッシュカード×2をまんまと】燕市で特殊詐欺被害、70代女性が約76万円を騙し取られる
燕警察署は9月8日、燕市に住む70歳代の女性が特殊詐欺の被害に遭い、キャッシュカード2枚を騙し取られたと発表した。
被害に遭った女性は9月4日午後0時頃、自宅の固定電話に市役所職員を名乗る男からの電話を受け「8万円の払戻金がある。」「今日が締め切りで銀行にはこちらから話して へ。」などと言われた。
その後、銀行員を名乗る男性から電話があり「こちらで手続をしておくのでキャッシュカードを用意しておいて下さい。」「新しいキャッシュカードに変更する必要があります。」「今持っているキャッシュカードはこれから回収に伺うので取りに行った者に渡して下さい。」などと言われ、女性は、古いキャッシュカードを回収に銀行員が来るものと思い、自宅に来た男にキャッシュカード2枚を手渡したという。
同日の16時ごろ、被害女性は一連の流れを孫に話したところ、孫が詐欺被害に気付き警察に通報。しかし既に銀行口座からは、騙し取られたキャッシュカードを使用して現金約76万円が引き出されていた。