【Q3決算】トップカルチャーが減収減益 一方でEC販売が過去最大を記録

トップカルチャー本社

株式会社トップカルチャー(新潟市西区)は9月11日、2025年10月期第3四半期決算短信を発表した。

売上高は132億5,000万円(前年同期比5.6%減)、営業損失2億2,100万円(前年同期は3億100万円の損失)、経常損失2億8,400万円(同3億5,100万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は4億700万円(同3億8,500万円の損失)となった。

売上高は、店舗数の減少などが影響。利益面も人件費の上昇や閉店に伴うコスト増加、出店に伴う先行コストなどが影響した。

主力の蔦屋書店事業は、売上高118億6,100万円(同7.2%減)、セグメント損失は3億4,400万円(同3億6,500万円の損失)。書籍売上は75億6,700万円(同6.6%減)、特撰雑貨・文具は22億5,900万円(同3.1%減)となった。

一方でEC販売は第3四半期累計で前年同期比304.0%と大幅に伸長し、7月度には過去最大の売上を記録した。

そのほかの事業は堅調に推移し、ゲーム・トレーディングカード事業は売上高3億7,300万円(同28.5%増)で黒字転換、スポーツ関連事業は売上高2億100万円(同11.6%増)、訪問看護事業は1億5,300万円(同17.8%増)、飲食事業は8億8,300万円(同4.9%増)といずれも増収となった。

 

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