【五泉のブランドさといも】JA新潟かがやきで「帛乙女(きぬおとめ)」の出荷始まる

職員によって丁寧に選果される「帛乙女(きぬおとめ)」

五泉市特産のブランドさといも「帛乙女(きぬおとめ)」の出荷が開始された。

9月12日には、JA新潟かがやきの五泉一本杉集配センターにおいて、今年初めて地元農家から入荷された「帛乙女」が職員によって選果され、次々にダンボール箱に詰められていった。農家が出荷する前に形が良いものを選別し、さらに集配場において傷がついたものや形の悪いものを避けられる2段階の選果はさすがにブランドさといもである。

今年は作況から、例年よりも高単価になりそう

なめらかな食感とやわらかさ、きめ細かな白い肌の「帛乙女」は、調理の際も煮崩れしにくく、和洋問わず様々な料理と相性が良いことで知られる。

今年は生産者の高齢化や定植時期である4~5月の天候不順などで生産サイドは大いに苦労したものの作付面積は微減(生産者160戸、面積約55ha)に留めた。生育は全体的に遅れ、9月の出荷は例年に比べてかなり少ないものの、この後から徐々に増えていき、10月中下旬には出荷のピークを迎える。

JA新潟かがやきでは、最終的な出荷量は855t、販売高3億2,000万円を目指すという。

JA新潟かがやき五泉一本杉集配センター

 

こんな記事も