外壁・屋根塗装工事のコーシン(新潟市東区)が破産開始決定 市況低迷や他社との競争激化により
株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、株式会社株コーシン(新潟市東区、設立2019年4月3日、資本金150万円、大山絋之介社長、従業員5名)が3月中に事業を停止し、事後処理を松岡功太郎弁護士(松岡功太郎法律事務所、新潟市中央区)に一任していたが、9月25日、新潟地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には松岡優子弁護士(あおい総合法律事務所、新潟市中央区)が選任された。負債総額は約7,000万円。
コーシンは2019年4月に設立された外壁・屋根塗装工事業者。一般個人や企業からの元請のほか、下請も手掛け、2023年3月期は1億1272万円の売上高を計上していた。
しかし、既往から採算的に恵まれない状況にあったほか、市況低迷や他社との競争激化等で、2024年3月期の売上高は5690万円に落ち込み、1234万円の赤字計上で債務超過額も4872万円に拡大していたもので、事業継続は困難と判断し、今回の事態に至った。
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