第四北越銀行が2025年度内定式を実施 ”健康経営の重要性”を若者たちへ伝える

第四北越銀行2025年度内定式は、新潟グランドホテルで実施された(写真提供:第四北越銀行)

株式会社第四北越銀行(新潟市中央区)が10月1日に2025年度内定式を実施した。内定式では、株式会社アイセック(同)の木村大地代表取締役が登壇し、健康経営の重要性や第四北越銀行の取り組みを内定者に解説した。

アイセックは2019年、新潟大学医学部発のベンチャー第1号として創業した企業。ヘルスケアのビッグデータ分析から得た医学的エビデンスをもとに、地域の健康寿命延伸を目指した事業を展開している。

講演に立つアイセックの木村大地代表取締役(写真提供:第四北越銀行)

今回、木村代表はアイセックが事務局を務める一般社団法人次世代健康文化創造機構として登壇。第四北越銀行へ来年4月に入社予定の110人を超える若者に向けて、「未来の新潟を支える健康経営~地域とともに挑む第四北越銀行~」をテーマに講演した。

講演の中で木村代表は来春に社会人となる若者たちへ向けて、少子高齢化で労働人口が減少する中、「Well-being(肉体的・精神的・社会的にすべてが満たされている状態)」で高い生産性で仕事に取り組むことの重要性を解説。

また、第四北越銀行では健康保険組合や診療所といった県内でも珍しい体制を整え、「社員の健康を守る文化」が根付いている点や、県内で唯一8年連続で「健康経営優良法人(大規模法人部門)ホワイト500」に選定されている点などを紹介した。

アイセックは「内定者の皆様には、このような恵まれた環境のもとで健康経営の意義や重要性をご理解いただき、新潟県の地域活性化に向けて大いに力を発揮されることを願っている」としている。

 

【関連記事】

【従業員の健康は“投資”】新潟で「健康経営セミナー」開催、170人が学んだ最新動向とは

県職員ら30人が挑む、データに基づく政策づくり 「にいがたヘルスケアEBPM人材育成研修」中間発表

「健康経営」は福利厚生ではなく“戦略”、中小企業が本気で向き合う時代へ 新潟経済同友会夏季セミナーでアイセック木村代表が講演

こんな記事も