【外国人技能実習生の犯罪】営利目的でドイツから麻薬密輸、麻薬所持などの疑い

新潟県警国際· 物銃器対策課、江南署、秋葉署、刑事総務課、組織犯罪対策課、機動捜査隊、外事課は、東京税関新潟税関支署との合同捜査により、10月14日までに新潟市江南区の会社に勤務していたベトナム国籍の外国人技能実習生の男二人を、麻薬及び 向精神薬取締法(麻薬の営利目的輸入)等で検挙した。

主犯格の男(22歳)は、氏名不詳者らと共謀の上、営利の目的で、ドイツ連邦共和国から麻 薬を輸入しようと計画し、麻薬であるMDMA約525.67グラム(992錠) とケタミン約494、63グラムを隠した小包郵便物を発送させ、令和7年7月 下旬に日本国内に輸入したが、税関職員の検査により発見され、9月29日に麻薬及び向精神薬取締法違反(麻薬の営利目的輸入)、関税法違反(麻薬の輸入未遂)で逮捕された。

逮捕された男は8月上旬に新潟市江南区木津工業団地内の強制捜査から、新潟市江南区木津工業団地内において、 ケタミンの代替物1袋とMDMAの代替物3袋をそれぞれ麻薬として所持し、麻薬及び向精神薬取締法等の特例等に関する法律違反の疑いが持たれ、8月6日に逮捕されている。

さらに主犯格の男は共犯とみられる男(39歳)と共謀し、新潟県外から覚醒剤約0.724 グラムを発送させたが、主犯格の男が逮捕されたために受け取ることができなかったとして覚せい剤取締法違反(譲受未遂)の疑いが持たれ、8月27日に逮捕されている。

容疑者の容疑に対する認否、薬物の入手経路など詳細については、今後の捜査に支障をきたす可能性があるため明らかにされていない。

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