しめ縄奉納を復活〜西奈彌羽黒神社 「講」を立ち上げ7年ぶりの縄結い【村上新聞】

6人がかりでしめ上げたしめ縄

村上市の西奈彌羽黒神社(江見尚行宮司)社務所で、本殿前の鳥居に奉納する「しめ縄づくり」が行われた。

同神社のしめ縄は代々、村上市松山の住民らが製作し同神社例大祭前の6月30日(夏越祭り)に奉納されてきた。しかし、稲藁の確保困難や担い手不足などの事情により7年前にしめ縄の奉納が途絶え、その後は合成繊維製のしめ縄が下がったままになっていた。

「しめ縄奉納が復活できないものか」とこのほど、先太鼓の会の有志らが「西奈彌羽黒神社注連縄講」(中束尚一発起人代表)を設立。江見宮司の実家、山形県小国町の大宮子易両神社氏子らによるしめ縄づくりの見学や稲藁の確保など準備を進めてきた。

しめ縄づくり当日は、例大祭に参加する稚児とその保護者も参加。講のメンバー10人ほどが、同神社氏子3人に指導を仰ぎながら、結った藁束3本を1本に結い上げ、長さ約3㍍のしめ縄を完成させた。

中束代表は「毎年の行事として続けていくために、若い世代への技術継承を図っていきたい」と話していた。

村上新聞2019年6月23日号

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