【情報漏えい16件】燕市会計課、口座振込通知書を誤ってメール送信
燕市会計課は10月24日、同市からの振込について内容・金額等を記載した口座振込通知書をメールで送信した際に、ほかの事業者および個人の情報が含まれた通知書を誤って送付したと発表した。
同課によると、振込手数料の削減のため、同一の口座名義、口座番号に対して複数の振込を集約して対応しているという。「内訳を知りたい」という申し出があった事業者や個人に対して、口座振込通知書を送付している。
今回は、当該事業者以外の16件分の口座振込通知書も添付してメールを送信したことが判明した。
当該事業者からの電話連絡を受けて、メールの送信履歴を確認したところ、誤送信が発覚。
通知書には、事業者や個人の住所、氏名(法人等の場合は所在地、名称)、同市からの振込内容の概要、振込先の銀行口座情報(口座番号の下3桁は非表示)が記載されていた。
同市は、誤送付した事業者に謝罪し、該当メールを削除するよう依頼して了承してもらったという。また、個人情報が漏えいした関係者には、お詫びの文書を送付する。現在、このほかの漏えいは発生していない。
同市は「今後はメール送信の前に複数人確認を徹底し、送信時には改めて確認するなどの業務を見直し、体制の強化を図ることで再発防止に努める」としている。
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