彌彦神社へブランド米「伊彌彦米」を奉納、今年の実りへの感謝と来年の豊作願う
彌彦神社で10月23日、今年収穫された新潟県弥彦村産のブランド米「伊彌彦米」の奉納式が開催され、同村の本間芳之村長や農業関係者など12人が参加した。
「伊彌彦米」は、農薬と化学肥料を50%以上減らして生産している特別栽培米コシヒカリで、2025年産の生産量は410トンを見込む。また、2022年度からは農薬と化学肥料不使用の「伊彌彦米零」も販売しており、こちらの2025年産は1.3トンとなる見込み。なお、「伊彌彦米」も含む弥彦地区のコシヒカリの一等米比率は90.5%(10月20日時点)だった。
奉納式では、「伊彌彦米」150キログラムと「伊彌彦米零」30キログラム、彌彦神社の正月飾り「三光之飾」に用いられるもち米「こがねもち」34キログラムが奉納。関係者は今年の実りの感謝とともに、来年の豊作を祈った。
本間村長は「今年も非常に夏の気温が高かったが、その暑さにも負けず、おいしいお米ができた。生産者の方々に感謝申し上げたい。弥彦村も一等米比率が高い。ふるさと納税も含めて全国の方にお届けし、ぜひ召し上がっていただきたい」と話した。

