包丁メーカーの藤次郎、処分された包丁の「供養祭」を開催 古くなった包丁の回収サービスを長年実施

昨年の供養祭の様子。昨年は約150丁の包丁を供養したという(写真提供:藤次郎)

包丁メーカーの藤次郎株式会社(新潟県燕市)と株式会社片岡製作所(同)は11月8日、国上寺で「包丁供養祭」を合同で開催する。

古くなった包丁の処分に困る人も多いことから、同社では「包丁リサイクルサービス」を18年前から実施しており、昨年からはそうして集めた包丁をねぎらう「供養祭」も行っている。今年は9月に片岡製作所が藤次郎グループに加わり、新体制となって初めての開催となる。

なお、回収された包丁は分解・分別され、粗鋼や建築材料などの資材に再利用される。

今年の供養祭は11月8日10時から開始。今年は300丁以上の包丁が供養に出される見込みだという。関係者のみで実施し、一般の参加や見学はできない。

昨年の供養祭の様子(写真提供:藤次郎)

 

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