【中間決算】ダイニチ工業が増収増益、流通在庫の正常化により販売店への導入が順調に
ダイニチ工業株式会社(新潟市南区)は10月31日、2026年3月期第2四半期決算短信(非連結)を発表した。
売上高は69億7,700万円(前年同期比6.6%増)、営業利益は3億3,900万円(同226.8%増)、経常利益は4億6,200万円(同131.4%増)、中間純利益は3億1,100万円(同149.8%増)と増収増益になった。
暖房機器の売上高は49億900万円(同3.9%増)、加湿器などの環境機器の売上高は17億5,500万円(同23.2%増)。一方、コーヒー機器などその他事業の売上高は3億1,200万円(同20.6%減)となった。
昨年は前年の暖冬の影響により販売店の仕入抑制の影響などを受けたが、今年は流通在庫が正常化。販売店への導入が順調に進み、暖房機器と環境機器の売上が回復し、売上高は昨年に比べて増加した。また、石油暖房機器の海外への輸出も国内市場と同様、前年中間期を上回った。
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