参院選新潟選挙区に立候補予定の打越さく良氏の合同インタビューが開催される

弱い人に向けた政治をしたい

7月4日公示、21日投開票される参院選新潟選挙区(改選数1)に出馬予定で野党が推す、打越さく良氏(無所属・新)が30日、新潟市内で記者会見を行った。会見のやりとりは以下のとおり。

――自民党現職の塚田一郎氏との違う点は?
声を上げにくい弱者に対して政治をしていく点。

――なぜ自民党で出馬しなかった?
自民党の政治は、強い人に向いている感じがする。弱い人に向けた政治をしたい、自民党の政治とは対峙していきたい。

――座右の銘や影響を受けた本は?
フランスの女性哲学者であるシモーヌ・ヴェイユの「未来は待つべきものでない。作り出すものだ」という言葉。この言葉は参院選に挑戦している支えになっている。

――趣味は?
読書と読書感想文を書くこと。最近は、スマホのアプリで読書感想文を書く。選挙準備前は1週間に5冊ぐらい移動時間に読んでいた。

――自身の性格を自己分析するなら?
大柄な性格。”ザッツオーライ”なタイプ。

――学生時代に夢中になって打ち込んだことは?
カンボジアの子どもに日本語を教えることや学習支援などのボランティア活動。

――弁護士になろうと思ったきっかけは?
大学では女性や子どもになにかできないかと教育学を学び、研究していた。論文を書いていても女性や子どもの直面している問題に直接的に支援はできないと感じた。実際に支援をするには弁護士がよいのではないかと20代後半で気づき、司法試験に向けて勉強した。

――弱者に対して思い、原点は?
小さいときにアフリカの子どもの写真などを見て、廊下で一人号泣している子どもだった。こういうことがあってはいけないんじゃないかとずっと思ってきて、役に立てないかとずっと思ってきた。

――好きな曲は?
1989年4月発売のシングル、プリンセス・プリンセスのDiamonds。

――12日に新潟県長岡市で生後3カ月の長女を床に落とし殺害逮捕された事件についてどう思うか?
児童相談所の嘱託弁護士として活動してきて、こうした母親の家の中でのストレスからくる事件などは、お母さんの孤立を事前に防ぐ必要がある。事件が起こる手前での支援と地域の居場所づくりが必要だ。

また一人息子のことも触れ、「仕事大好き人間として生きてきたが、子どもができ、接することで世界が広がった。息子が得意なダンスの動画がたびたび送られてきてやりとりをする。勉強しているかとLINEすると既読無視される」などと微笑ましく話していた。

1968年、北海道旭川市生まれ。東京大学教養学部、同大学教育学部卒業。東京大学大学院教育学研究科博士課程中途退学。2000年に弁護士登録。離婚、DV、親子などの家族問題やセクシャルハラスメント、少年事件、子どもの虐待など、女性・子どもの人権にかかわる分野を得意とし、長年児童相談所の嘱託弁護士を務めてきた。第一次夫婦別姓訴訟弁護団事務局長、第二次夫婦別姓訴訟弁護団副団長、東京医大医学部入試における女性差別対策弁護団共同代表