【中学生ら約800人が拍手喝采】長岡出身ユニットひなた×村尾技建、鳥屋野中学校で特別公演(新潟市中央区)
地盤調査・建設コンサルタントを手掛ける株式会社村尾技建(新潟市中央区)は11月5日、創立50周年に伴う社会貢献活動として、新潟市立鳥屋野中学校で、新潟県長岡市出身のアコースティックユニット「ひなた」を迎えた「夢先生」公演を開催した。
同社の村尾治祐代表取締役社長が鳥屋野中学校出身であることや、今年の7月に同校の男子生徒が同社に職場体験で訪れたこと、そして同社の50周年記念応援歌をひなたが制作したことなどがきっかけとなり、今回の開催に至った。
公演の冒頭で村尾社長は、「人と人とのご縁を大切にしてほしい。今日この場ができたのも、さまざまなご縁が重なり合ってのこと」と話し、学校や地域、そして仕事を通じて生まれるつながりの大切さを強調した。
さらに「ご縁を大切にしていくと、それが力となって、皆さんの夢を実現する原動力になる」と呼びかけ、生徒たちに向けて温かいメッセージを送った。
公演ではアコースティックライブが行われたほか、「ひなた」のたかのりさんが自身のこれまでの人生を振り返り、やりたいことに挑戦する楽しさや仲間の大切さについて語った。挑戦や挫折といった実体験にも触れながら「歌うことも、命があることも、当たり前だと思っていたことは、実は当たり前ではない。苦しいときは、1人で抱え込まずに誰かに相談してほしい」と述べ、最後に「どんなときも感謝の気持ちを忘れずに」と生徒たちにメッセージと歌を送った。その後も、力強く美しい歌声とギターの音色で会場を盛り上げた。
公演を終えて、同中学校の清水美穂校長は、「想像以上の盛り上がりだった。生徒たちの普段見られない一面が見られ、大勢の前で自分の夢を語る生徒もいて嬉しかった」と、生徒たちの生き生きとした姿に目を細めた。また、卒業生による今回のような取り組みについて、「卒業生が母校のために何かしたいという思いを持ってくれることは、本当にありがたいこと」と語り、地域との強い絆に感謝の言葉を述べた。
村尾社長は、「子どもたちが楽しんでいる姿を見ると本当にうれしい。そのような機会を作れたことが良かった」と、生徒たちの反応に手応えを感じた様子だった。また今後も開催していく意欲を示し、「私たちの仕事を知ってもらい、将来、建設業や防災、災害復旧などの分野で地域に貢献してくれる人が出てきたら本望」と、地域の未来を担う子どもたちへの期待を込めた。
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