【元請け業者の役員と共謀】新潟市西区の45歳男を再々逮捕、架空の業務委託契約でっち上げ、下請けから約200万円を騙し取る
江南警察署は11月5日9時59分、詐欺の疑いで新潟市西区の無職の男(45)を逮捕した。男は9月25日と10月15日にも詐欺容疑で逮捕されており、今回が3回目の逮捕。
男は土木・建築工事の請負などを行う会社に営業部長として勤務していた際、元請けの建設会社役員と共謀。共謀者が代表を務める設計事務所との間で架空の業務委託契約を装い、設計事務所名義で業務委託費を下請け会社に請求。2021年11月22日から2022年8月22日までの間に4回にわたって現金合計199万8,680円をだまし取った疑いが持たれている。
逮捕された男が勤めていた会社は、共謀者が役員を務める会社から4件の工事に関して発注を受けており、容疑者らはこれに乗じて犯行に及んだとみられる。
共謀者が元請け会社を退職後に、社内調査で今回の架空請求が明るみに出た形。今回の逮捕は、9月25日と10月15日の逮捕と同じ手口による一連の詐欺事件の一部として立件された。
警察は捜査上の理由により、認否についてはコメントを差し控えるとし、現在捜査を進めている。
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