【中間決算】AIRMAN、売上高が中間期としては過去最高を更新

AIRMAN本社(2025年5月撮影)

株式会社AIRMAN(新潟県燕市)は11月6日、2026年3月期第2四半期決算短信(連結)を発表した。

売上高は278億6,600万円(前年同期比2.6%増)、営業利益は34億5,200万円(同3.2%減)、経常利益は36億6,100万円(同7.5%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は25億6,200万円(同8.5%増)だった。

売上高は中間期としては過去最高を更新。一方で営業利益は、海外売上比率の上昇に伴う利益率の低下や、人的資本投資・成長投資に伴う人件費、研究開発費などの増加によって減益。経常利益と純利益については、急激な為替変動により為替差損を計上した前年同中間期に対し、当期は緩やかな円安基調で推移したことにより為替差益を計上した結果、増益となった。

建設機械事業の売上高は227億5,100万円(同0.8%増)、セグメント利益は35億2,900万円(同2.8%増)だった。国内は人手不足や資材高騰による工事計画の停滞で出荷が伸び悩んだが、北米・東南アジア・中近東向けの出荷が堅調で、全体では増収となった。

産業機械事業は売上高51億1,500万円(同11.4%増)、セグメント利益8億9,700万円(同6.3%増)と堅調。主力のモータコンプレッサが国内の設備投資マインド回復などより好調に推移した。

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