【中間決算】北陸ガスが増収増益、LNG価格の動向を踏まえ業績予想も修正
北陸瓦斯株式会社(北陸ガス、新潟市中央区)は11月6日、2026年3月期第2四半期決算短信(連結)を発表した。
売上高は275億2,900万円(前年同期比8.5%増)、営業利益は14億9,000万円(前年同期は4億800万円の赤字)、経常利益は16億9,300万円(同2億6,900万円の赤字)、親会社株主に帰属する中間純利益は11億7,000万円(同198百万円)となった。
ガス販売量は、業務用設備の稼働減少や高温による給湯需要の減少があったものの、小千谷市のガス事業譲受けにより前年並みを維持。売上高は、2024年10月からのガス料金改定などが寄与し増加した。一方、原料となるLNG価格の下落で原料費は減少したが、譲受けに伴う減価償却費の増加などで、営業費用は前年同期比2億6,300万円増加の260億3,800万円となった。
LNG価格の動向を踏まえ、売上高と原料費が想定を下回る見通しであることなどから業績予想を修正。2026年3月期通期連結業績予想の売上高は643億円(前回発表比4.6%減)、営業利益31億4,000万円(同14.6%増)、経常利益35億円(同16.7%増)、当期純利益24億4,000万円(同20.8%増)を見込む。

