「石油の世界館」をより魅力あるものへ

アラムコ・アジア・ジャパンが支援

新潟市の中原八一市長は4日、「石油の世界館」(新潟市秋葉区)の魅力向上への支援を申し出たアラムコ・アジア・ジャパン株式会社(東京都)と、連携協定締結式を行なった。同社は、世界最大の石油王国サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコの日本法人。

石油の世界館は、かつて日本一の産油量を誇っていた新津油田を中心とする石油採掘の歴史や、石油と人とのかかわりを紹介する展示館として1998年に開館。昨年9月に30周年を迎え、翌10月には新津油田金津鉱場跡が国の史跡に指定された。

この石油の世界館を知ったオマール アル アムーディ代表取締役社長は、これまでの油田についてきちんとした形で記録されていて重要な遺産だとし、より良いものにする支援ができたらと名乗りを上げた。新潟市との協議のなかで、内容をさらに充実させるために、映像設備の新設、映像コンテンツの新規制作、世界の石油文化を紹介するコーナーの設置などが検討されている。

中原市長は、「本協定をきっかけに、本市の個性の1つである石油文化を内外に発信していきたい」と話した。

石油の世界館については以前の記事で紹介している。
https://www.niikei.jp/656/

(左)オマール アル アムーディ代表取締役社長 (右)新潟市の中原市長

「石油の世界館」に展示されている、石油採掘に大きく貢献した上総掘り(かずさぼり)の模型 2017年8月撮影