【中間決算】新潟交通の9月中間は増収増益、全事業が堅調に推移
新潟交通株式会社(新潟市中央区)は11月12日、2026年3月期第2四半期連結決算を発表した。売上高は102億9,000万円(前年同期比3.8%増)、営業利益11億7,700万円(同8.2%増)、経常利益9億5,800万円(同12.2%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は6億3,500万円(同7.8%増)と増収増益となった。(100万円未満は切り捨て)。
運輸事業では、一般乗合バスでダイヤ見直しによる供給調整を行いつつ、行政と連携した利用促進策や新路線の開設などで需要を取り込んだ結果、売上高は42億8,400万円(同1.9%増)となった。高速バスや貸切バスも堅調だった。
不動産事業では「万代シテイ」関連施設で新店誘致やイベントを実施したが、催事店舗の歩合賃料が伸び悩み、売上高は13億1,200万円(同1.1%増)となった。商品販売事業は土産品の卸売・小売が好調で、14億7,000万円(同7.5%増)。旅行事業は修学旅行や多泊ツアーの受注増で12億5,900万円(同7.4%増)。旅館事業は佐渡市の「国際佐渡観光ホテル八幡館」が好調で9億7,400万円(同5.2%増)となった。航空代理事業は3億7,300万円(同4.7%増)となった。
