採卵鶏計約90万羽の殺処分が終了、県内今季1例目・2例目の鳥インフルエンザ

新潟県庁

新潟県は11月15日、胎内市で発生した高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の殺処分が、同日5時45分に終了したと発表した。殺処分羽数は、63万271羽(速報値)。

新潟県内で高病原性鳥インフルエンザの発生を疑う事例が発生したのは、今回が今季1例目。

3日、胎内市の採卵鶏農場で死亡羽数増加などの異常が見つかり、簡易検査によりA型鳥インフルエンザの陽性を確認。4日には遺伝子検査でも陽性が確認され、H5亜型の高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜と確定し、防疫措置が行われていた。

また、同じく胎内市で発生した今季2例目の高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の殺処分も、同日12時に終了した。殺処分羽数は、27万8,271羽(速報値)。

2例目は、胎内市の採卵鶏農場で発生。8日に死亡羽数増加などの異常が見つかり、簡易検査によりA型鳥インフルエンザの陽性を確認。9日、遺伝子検査でも陽性が確認され、H5亜型の高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜と確定。防疫措置が行われていた。

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